2010年10月9日土曜日

蘇る紙展 ~森羅万象より~

蘇る紙展 ~森羅万象より~2010年9月20日(月)~9月25日(土) 小津ギャラリーで開催されました。
当店の手漉き和紙体験工房の手漉き職人の平澤桂子さんが漉いた反故紙に小津ギャラリー、小津文化教室担当で書家・学芸員の今井香子さんの書の作品と和紙の展示をしました。彼女たちの個展です。リンクスさんが動画を作成していただきましたので見逃した方は、下記ページをご覧ください。壁いっぱいの大きな作品にも注目してください。
http://lincs.co.jp/modules/contents/details.php?bid=1090

反故紙:江戸時代に不要となった帳面や手紙、、瓦版や読本などをもう一度紙に漉き返していました。漉き返した紙を反故紙と呼ばれています。江戸時代のエコ、リサイクルペーパーで反故紙買いといういう職業も当時ありました。反故紙は、墨の色が薄まり、グレーの紙になっています。浅草紙と呼ばれた紙も同様です。江戸時代は、落とし紙(トイレットペーパー)に使用されていました。

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